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脳外科麻酔の現場

脳外科麻酔についての備忘録 An actual spot of the neurosurgical anesthesia.

80.02.01. ペルジピン


目次
80.02.01. ペルジピン
○ ニカルジピンの禁忌事項削除の経緯
頭蓋内出血に対する降圧薬として、以前から臨床ではニカルジピンが頻用されていた。しかし、日本の添付文書で、ニカルジピンは脳血管拡張作用を有するため「脳出血急性期の患者」および「脳卒中急性期で頭蓋内圧が亢進している患者」に対して禁忌とされていた。
しかしながら、禁忌とする科学的根拠に乏しいことや、米国のガイドラインでは推奨薬の一つとなっていること、国内の使用状況調査では多くの施設でニカルジピンを使用しており、臨床との乖離がみられることから、日本脳卒中学会などにより、厚生労働省に禁忌事項見直しの要望が提出され、2011年6月より上記禁忌事項は削除されている(ただし、依然として危険性は否定できないとの理由から、慎重投与として記載)
◇ 桑島謙:脳神経外科緊急手術 急性期硬膜下血腫の減圧開頭術 コラム3. Lisa vol 20 No2. p172; 2013 <2/13/2013>

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