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脳外科麻酔の現場

脳外科麻酔についての備忘録 An actual spot of the neurosurgical anesthesia.

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202.05. 未破裂脳動脈瘤に対する日帰り開頭手術:単一センターでの経験

目次
202.05. 未破裂脳動脈瘤に対する日帰り開頭手術:単一センターでの経験
◍背景:外来日帰り手術は現代医学やヘルスケアサービス、経済的要求に即して進化している特性であるが、脳血管手術におけるその役割は議論のあるところである。この研究の目的は待機的な未破裂脳動脈瘤のクリッピングを日帰り手術として行ったPtの我々の経験について述べるものである。
◍方法:このretrospectiveでprospectiveな観察研究はTronto Western Hospital, University Health Networkで2009年5月から2012年11月まで(2年6カ月)の間に未破裂の頭蓋内動脈瘤のクリッピングを外来手術で行ったPtのコホート研究である。Ptは成功群(同日に退院)あるいは失敗群(術後に計画外の入院を必要とした)に分類された。データにはPtの術前評価、麻酔管理、術後ケア、周術期合併症が含まれる。結果outcomeは入院期間と同日退院を妨げた問題である。
◍結果:研究期間に25名のPt,年齢は54±9歳で外来で動脈瘤の修復を行った。17名(68%)のPtは日帰り手術を成功裏に完遂できた。8名(32%)のPtは周術期の合併症のために術後入院となった。失敗群の入院期間は2-18日に及んだ。
◍結論:我々のデータでは未破裂脳動脈瘤の外科的クリッピングは外来手術で遂行することができた。日帰り手術の候補を慎重に選ぶことと術後の合併症の評価が必要である。潜在的危険因子の同定と、外来手術を成功させるPtのサブグループの目標を定めるためにさらなる検討が必要である。
◆ Goettel Nicolai et al: Day Surgery Craniotomy for Unruptured Cerebral Aneurysm: Single Center Experience J of Neurosurgical Anesthesiology vol26, No1, p60-64, 2014  (abstractのみ) 
[注釈] 未破裂とはいえ脳動脈瘤の開頭クリッピングを日帰り手術(外来手術)で行うという要求があるということ。日帰りでなくとも十分な術後の麻酔覚醒が要求される。     <2/6/2014>
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