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脳外科麻酔の現場

脳外科麻酔についての備忘録 An actual spot of the neurosurgical anesthesia.

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10.07.04. デスフルラン


目次
10.07.04. デスフルラン
○ 10.07.04.01. Desfluraneの使用経験
・BIS monitorを観ながら、Desの吸入・呼気濃度をみながらDes気化器の表示3~4%で調節する→従って脳外科麻酔では使用しにくい。
○ AOD+Remifentanil(ultiva)
・fentanyl 100~150㎍ + propofol 100mg + Rb 50mg ⇒挿管
・O2; 1L/min + Air; 2L/min
・Desflurane 3%~4%
・Remifentanil(ultiva) 0.5㎍/kg/min
・BIS 40~60に調節
○ すぐ覚醒する→腹部手術後にXR撮影後もXRが確認されるまでDesを切ることができない。
・Desfluraneの濃度は3%でもBIS値が40以下になることが多い。  

○ デスフルランの薬物動態
・血液/ガス分配係数 0.45とN2Oに近い。揮発性麻酔薬の中で最も小さいので導入・覚醒が最も早い。
・Desの組織/血液分配係数はN2Oより高いのでN2Oより導入・覚醒は遅い。他の揮発性麻酔薬よりDesの臓器組織/血液分配係数が小さいので「スッキリ」した覚醒感をもたらす。
・Desの体内での代謝される割合は0.02%未満で臓器(肝臓)負担も他の揮発性麻酔薬より少ない。
・高い吸入濃度で開始する必要性は少ない。
・呼気終末濃度(中枢神経系での分圧)に注意して厳重に追跡する必要がある。
・低流量麻酔に向いている。(総流量2L/min以下を低流量麻酔とする。
・気化器のダイヤルの濃度目盛ではなく麻酔ガスモニターの濃度を見ながら、気化器のダイヤルを調節する。
・個体差が少なく、肥満であっても他の揮発性麻酔薬に比べて薬物動態への影響が少ない。
◇安田信彦:デスフルランの薬物動態 LiSA vol20, No1, 2013. P12-15
<3/2/2015>
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