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脳外科麻酔の現場

脳外科麻酔についての備忘録 An actual spot of the neurosurgical anesthesia.

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10.09.01.06.02. 筋弛緩のチェック

目次
10.09.01.06.02. 筋弛緩のチェック
○ 筋弛緩の五感によるチェック:頭部拳上テスト(5秒間の保持)、握力テスト、開眼テスト(5秒間大きく見開くことができる)、発声、舌の突出……TOFR>0.7→筋弛緩からの安全な回復TOFR>0.9
○ 筋弛緩モニタリングの実際
・気管挿管時:TOF刺激に対する反応が完全に消失してからが望ましい
・術中の適切な筋弛緩の維持:TOFカウント1~2回以上を保っていればほとんどの手術で適切な筋弛緩状態が維持できる
・筋弛緩の必要ない手術ではTOFカウント3~4回以下で維持。または筋弛緩薬を投与しなくてもよい――適切な麻酔深度が保たれているのが前提
・強い刺激である気管吸引を行った時:PTC0回で体動を完全に、PTC1~2回では弱い反応に抑えられる
○ 拮抗薬投与時期
・抗コリンエステラーゼ薬投与:TOFカウント最低で3回、できれば4回になってからが良い――ほとんどのPtでTOFR>0.9が達成される
・スガマデクス投与:TOFカウント0回でPTCが確認できる場合は4mg/kg
          TOFカウント1~2回の場合2mg/kgが推奨される
○ 気管チューブの抜管:TOFR0.9になってから
○ 筋弛緩効果のみでバッキングを予防するにはPTC1~2未満を維持する
○ 眼周囲の筋も筋弛緩薬に対する感受性が低く、回復が速い
◇ 仁田原慶一ら. 筋弛緩のチェック 安全な麻酔のためのモニター指針 LiSA Vol20, No4. 2013, p352-355         <12/10/2015>
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