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脳外科麻酔の現場

脳外科麻酔についての備忘録 An actual spot of the neurosurgical anesthesia.

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80.20.02. アルブミン製剤の使用

目次" href="http://penguin111.blog89.fc2.com/blog-entry-40.html">目次
80.20.02. アルブミン製剤の使用
○ アルブミン治療のエビデンスと使用ガイドライン
・出血性ショック、重症敗血症や重症熱傷ではアルブミンを用いても死亡率や合併症を改善しない
・脳虚血(頭部外傷)ではアルブミン使用で死亡率が有意に増加する
・アルブミン製剤:1)等張の5%製剤、2)アルブミン濃度が4.4%以上で含有タンパク質の80%以上がアルブミンである加熱人血漿蛋白(plasma protein fraction: PPF)、3)高張の20~25%製剤
○ 科学的根拠に基づいたアルブミン製剤の使用推奨度
推奨度高張アルブミン製剤等張アルブミン製剤
推奨する・肝硬変
1) Ⅰ型肝腎症候群
2) 特発性細菌性腹膜炎
3) 大量の腹水廃液
4) 難治性腹水の管理
・凝固因子の補充を必要としない
 治療的血漿交換療法
・凝固因子の補充を必要としない
 治療的血漿交換療法
・他の血漿増量剤が適応とならない
 病態


通常は使
用しない
・難治性の浮腫,肺水腫を伴う
 ネフローゼ症候群
・低蛋白血症に起因する肺水腫
 あるいは著明な浮腫
・出血性ショック
・重症熱傷
・重症敗血症
・循環動態が不安定な体外循環
・血漿循環量の著明な減少(妊娠高血圧
 症候群、急性膵炎など)
・人工心肺を使用した心臓手術
・くも膜下出血後の血管攣縮
不適切
な使用
・周術期の循環動態の安定した低アルブミン血症
・蛋白資源としての栄養補給
・末期患者
禁忌・頭部外傷(脳虚血

                       <3/31/2016>
◇ 安村敏:アルブミン治療のエビデンスと使用ガイドライン 臨床麻酔2016:40(増), p268-280
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